こんにちは、日本小児科学会専門医、たけぶちファミリークリニックの院長の柄澤です。
 
お子様の健やかな成長を守るための予防接種。忙しい日々の中で「うっかり忘れてしまった」「体調不良で予定が狂ってしまった」など、様々な理由で接種が遅れてしまうことは決して珍しくありません。
 
今回のコラムでは予防接種を忘れてしまったとき、スケジュールが分からなくなってしまったときの対応について解説していきます。

予防接種を打ち忘れてしまったら?

ワクチン打ち忘れ

まずは焦らず、以下の手順で状況を確認しましょう。
 
【お手元に予診票がある場合】
・予診票の有効期限をチェック
自治体にもよりますが、通常スケジュールから遅れてしまっても、公費(無料)で接種できる期間は長く設定されています。予診票の右上部に記載されている有効期限をご確認ください。
 期限内であれば、予約をして速やかに接種を受けましょう。
 
【予診票の有効期限が過ぎてしまった場合】
・接種期間が延長されていないか確認する
ワクチンの供給不足や感染症の流行状況によってはワクチンの接種期間の延長措置がなされていることがあるので、お近くの保健所や保健センターに確認してみましょう。
 
・自費で接種する
また公費での接種期間を過ぎてしまった場合でも、自費(有料)であれば接種可能なワクチンがほとんどです。 費用はワクチン1本あたり1万円前後かかることが一般的ですが、重篤な合併症を引き起こす可能性のある感染症を防ぐため、可能な限り接種をおすすめいたします。
 

予診票を失くしてしまったら?

予防接種の用紙を失くした

予診票は再発行できるのでご安心ください
 

  • 保健センター/保健所の窓口で再発行【即日】

母子健康手帳保護者の本人確認書類を持って、お近くの保健センターへご相談ください。手帳の記録を確認し、まだ接種可能なワクチンの予診票を再発行してもらえます。
 

  • オンラインで申請【2週間前後で郵送】

こちらのフォームから郵送での取り寄せが可能です。日数を要するため有効期限にご注意ください。

海外からの帰国やスケジュールが分からないときは?


まずはお近くの保健センターへご相談を
海外と日本では定期接種のスケジュールや使用するワクチンの種類が異なることがあります。
海外での接種記録が分かる書類(母子手帳や英文の証明書など)を必ずお持ちになり、お住まいの地域の保健センターや保健へご相談ください。保健センターにて、日本国内で接種が必要なワクチンの種類とスケジュールを整理し、予診票の手配をサポートいたします。
 
ワクチンの接種が済んでいるか確認したい
当院にご来院の際に母子手帳(または予防接種の記録)をお持ちいただければ予防接種のスケジュール状況を確認し、未接種のワクチンや今後のスケジュールについてご案内いたします。
遠慮なくご相談ください。

当院でのご予約について

お電話・窓口で承ります
 
当院のインターネット予約システムは、標準的なスケジュールに合わせて設定されています。そのため、接種が遅れていたり、複雑なスケジュール調整が必要な場合は、システム上でエラーが表示されることがあります。
その際は、インターネットでの予約はせず、直接お電話または当院窓口までお問い合わせください。 スタッフが個別に対応し、これまでの状況を伺いながら、お子様にとって最適な接種計画をご案内させていただきます。
 

💡院長からのメッセージ

 

予防接種のスケジュール相談は「たけぶちファミリークリニック」へ
 
予防接種は、お子様を感染症から守るための大切なステップです。気負わずに、まずは一度お気軽にご相談にいらしてください。


この記事の監修者

【日本小児科学会専門医】

東京都中央区のアレルギー科/小児科 
たけぶちファミリークリニック院長
虎の門病院 小児科外来担当

柄澤 千登世
大学病院や総合病院の小児科・アレルギー科にて30年以上にわたり小児の診療に従事。感染状況やご家庭の事情を踏まえて予防接種のスケジュールのご相談を承ります。